[iOS] Object Capture を使ったモデル生成と UE5 への配置
iOS17 (iPhone Pro シリーズのみ)から Object Capture と呼ばれる機能が利用できるようになった。これを使うことで、3D モデルを iPhone 単体で手軽に生成することが出来る。
アプリのインストール
Object Capture に対応したアプリを iPhone にインストールする。
Photogrammetry というアプリが日本語で利用できた。ただ、中身は Apple が提供しているサンプルコードそのものなので、自分で xcode からビルドできる人は、サンプルからビルドして転送した方が良いかもしれない。その方が、広告も無いし、知識があれば自分で使いやすいようにカスタマイズも出来る。
https://developer.apple.com/documentation/realitykit/guided-capture-sample
アプリを導入して、画面の指示に従いつつキャプチャーすれば、およそ5分~10分で 3D データの生成が完了でき、iPhone 端末内に保存される。なお、ファイル形式は usdz になっていた。
PC に転送
転送方法はいろいろある。iCloud で共有して、PC でダウンロードしてもいいが、私は iPhone 内に保存されたファイルを選択して AirDrop で Mac PC に送信した。
Blender で開く
Blender 3.5 から?usdz の import に対応している。
Import から usd を選択して、PC に転送たい usdz ファイルを選択する。
読み込みが完了した後に、Viewport の右上を変えることで、テクスチャの表示に切り替えることができる。
UE5 インポート
Blender への読み込みが完了すれば、あとは FBX で出力して、UE5 に持ってくれば良い。