JDK の導入
Java の開発には、Java Development Kit (JDK) と呼ばれる開発用のソフトウェアをインストールします。JDK は Oracle のサイト からダウンロードすることが可能です。
2023年3月現在 Java 19 が最新版になっていますが、今回は LTS 版の Java 17 を利用します。
Windows, macOS, Linux のそれぞれの OS 用に提供されていますが、今回は Windows タブを選択して「x64 MSI Installer」をダウンロードして導入します。
環境変数とパスの設定
JDK のインストールが終わったら、環境変数とパスの設定を行います。
環境変数ウインドウのシステム環境変数から「新規」を選択します。
変数名:JAVA_HOME 変数値:C:\Program Files\Java\jdk-17
を入力して OK を押します。
続いて Path を選択して下記パスを追加します。
%JAVA_HOME%\bin
バージョン確認
コマンドプロントを立ち上げて、下記コマンドを打ち込みます。
javac -version
インストールした JDK のバージョンが表示されれば完了です。
実行確認
class Hello {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello World!");
}
}
このコードをテキストエディターに入力して HelloWorld.java で保存します。保存後、下記コマンドでコンパイルします。
javac HelloWorld.java
同じフォルダ内に HelloWorld.class が保存されればコンパイル成功です。実行は下記コマンドを入力します。
java HelloWorld
画面上に Hello World! と表示されれば成功です。
Visual Studio Code を開発環境として使用
Extension Pack for Java の導入
VS Code を導入後 Extensions タブで Java を検索して「Exension Pack for Java」をインストールします。
拡張機能を導入後、Java プロジェクトは下記コマンドを打ち込みます。
> Java create java project
Project Type は No build tools で構いません。保存するフォルダとプロジェクトを名を入力すれば完了です。
プロジェクトの作成が完了すると App.java が作られています。Visual Studio Code 上で F5 キーを押すとコンパイルされて TERMINAL ウインドウに、実行結果が表示されます。
新規ファイルの追加
新規ファイルを追加したい場合は、src を右クリックして New FIles… から追加を行えます。
Reference
2022年のJavaまるわかり!最新バージョンからJavaを取り巻く環境までhttps://gihyo.jp/article/2022/07/java2022-0701