[FPGA] Zedboard (Zynq) を試す
FPGA を勉強しようと思い Zedborad を購入したが、インターネット上の情報は古いものが多く、リンク切れも起きていたりして中々必要な情報にたどり着けずに苦労した。
基本スペック
- Zynq-7000 SoC XC7Z020-CLG484-1
- 512 MB DDR3
https://www.xilinx.com/products/boards-and-kits/1-8dyf-11.html
Getting Started Guild
Zedboard のドキュメントにアクセスするには下記ページに行き、評価ボードのリストから「Zedboard」を見つける。
https://www.avnet.com/wps/portal/us/products/avnet-boards/
「Technical Documents」のタブの中に「ZedBoard Getting Started Guide」と書かれた pdf を開く。この Getting Started Guild が購入後の最初の取っ掛かりになる。
スペックやドキュメントは、Digi-key のサイトにもまとまっている。
https://www.digikey.jp/ja/product-highlight/d/digilent/zedboard-zynq-7000-development-board
https://www.digikey.jp/ja/products/detail/digilent-inc/240-122/9841710
ここからデータシートへもアクセス出来る。
SD カードから起動
付属のSDカードから起動する場合、JP10 と JP9 の2つのジャンパーの設定位置を上にする。(それ以外はSIG-GND)。JTAG から書き込む場合?は、全て下に設定しておく。
USB UART Driver のインストール
下記のページにアクセスする。
https://www.infineon.com/cms/en/design-support/
Development Tools から「USB Software」を選択。「USB-Serial Software Development Kit」のリンクから「USB-Serial Windows Driver Installer」を見つける。ダウンロードするためにはユーザー登録が必要
TeraTerm で通信する
最新の TeraTerm を落としてきて導入する。インストール時の設定は全てデフォルトのままで大丈夫だった。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/
USB は UART に繋ぎ、ZedBoard の電源を入れて TeraTerm を立ち上げる。最初の「Tera Term:New connection」ダイアログはキャンセルして閉じる。
Setup -> Serial Port から下記のように「Speed」を115200、「Transmit delay」にそれぞれ 10 msec/char と 100 msec/line と入力して「New open」を選択する。
キーボードの Enter キーを押して「zynq」と表示されたら通信が成功している。Linux が起動しているみたいなので、適当なコマンドを入力すれば結果が返ってくる。
後は Getting Started Guide に書かれている順番通りに実行していけば、動作確認などが行える。