[FPGA] Tang Nano 9k を試す

[FPGA] Tang Nano 9k を試す

Tang Nano 9k

Tang Nano 9k は Sipeed 社の製品で、FPGA は Gowin 社のチップを使用している(Gowin GW1NR-9)。開発ツールは Gowin から提供されている Gowin EDA を使用する。

ドキュメント

Tang Nano 9k のドキュメントは下記にまとまっている
https://wiki.sipeed.com/hardware/en/tang/Tang-Nano-9K/Nano-9K.html

Gowin EDA

Tang Nano 9k の場合は、Gowin Standard と Gowin Education の両方に対応しているみたい。Standard はライセンス申請が必要だが、Education は非商用・非製品向けであればそのまま使用できる(ユーザー登録は必要)。私は勉強目的でしか使用しないので、Version 1.9.8.09 Education 版を導入した。 

大した話ではないが、Sipeed 社のサイトでは Gowin IDE と表記されているが、Gowin 社のダウンロードサイトでは Gowin EDA という表記になっている。そして実際のソフトウェアは Gowin FPGA Designer という名称になっているので、若干の注意が必要。

L チカチュートリアル

L チカを行うチュートリアルは下記にまとまっている。
https://wiki.sipeed.com/hardware/en/tang/Tang-Nano-9K/examples/led.html

詳しい内容は別にして、ひとまずこのチュートリアル通り進めていけば、Lチカは行う事が出来た。

openFPGALoader で検出できない

手元の環境では、Tang Nano 9k を接続して openFPGALoader.exe –detect を行っても検出が出来なかった。

unable to open ftdi device: -4 (usb_open() failed)
[31mJTAG init failed with: unable to open ftdi device[0m

原因は分からなかったが、Gowin EDA からそのまま書き込みは行えたので、大きな問題にはならなかった。

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